力率の改善を求める出題パターン

出題パターン

この問題は、コンデンサを設置して力率が改善された場合に電流または電圧はどうなるのかという問題です。

出題としては、「電流計の指示値は」という問題がほとんどです。

しかし、一度だけ「電圧はどうなるか」という問題が出題されました。

その時は捨て問題として割り切りましょう。

パターン1

ほぼこの出題形式です。答えを覚えてしまいましょう。

【出題年度】
H29上期問4、H27上期問4、H25上期問4、H21問5、H18問3

使う公式

特にありません。

解き方

このまま答えを覚えます(笑)

「二.コンデンサ設置前と比べて減少する。」

一応解説します。

コンデンサに流れる進み電流によって、負荷に流れる遅れ電流を打ち消して力率を100%にするものです。

電流計に流れる電流は電圧と同相(電圧と電流の変化が時間的にずれていない)となり、コンデンサ設置前と比べて減少します。

余裕がある方は勉強してみてください。

パターン2

この問題はレア問題ですので気にしなくていいと思います。

資格試験につきものの「満点を取らせない問題」だと私は思っています。

【出題年度】
H23下期問4

使う公式

特にありません。

解き方

「イ.コンデンサ設置前と比べて高くなる。」です。

このまんま覚えちゃいます。

申し訳ないのですが、この問題は解説できません。

興味のある方(もしくは満点にこだわる方)は参考書等で勉強してみてください。