コイルの電流を求める出題パターン

出題パターン

この問題は、このパターンでのみの出題です。

さらに数字も全く同じですので暗記しちゃえば1点とれます。

資格試験はとにかく1点でも多く取った者が合格します。

パターン

【出題年度】
H30上期問2、H27下期問2、H25下期問2

コイルの誘導性リアクタンスとかなんとか難しい理論なのですが、文系脳ですので覚えません(笑)。

とにかく答えを覚えちゃいましょう。

私は、50Hzで6A、60Hzで5Aと「なんか数字が逆だなあ」程度でそのまんま覚えました。

とにかく1点取れば勝ちです。

使う公式

誘導性リアクタンス

XL=2πfL

オームの法則

V=IR

解き方

ここまで突っ込んで覚えなくても、というか私は覚えなかったんですが、一応解き方を示しておきます。

まず、周波数50Hzのときの誘導性リアクタンスX50(Ω)は次のようになります。

X50=100V/6A

誘導性リアクタンスXL(Ω)は、周波数をf(Hz)、自己インダクタンスをL(H)とすると次の式で表せます。

XL=2πfL

この式から周波数に比例して大きくなることがわかります。

周波数が60Hzの場合の誘導性リアクタンスX60(Ω)は、周波数が60/50=6/5(倍)になりますので、50Hzの場合の6/5倍になります。

X60= X50×6/5

=100/6Ω×6/5倍

=100/5

=20Ω

したがって、60Hzの交流電圧を加えたときに流れる電流は次のように求められます。

I=100V/20Ω

=5A

と、こういう理論で解くのですが、まず覚えている時間はそうそうありませんので覚えませんでした(笑)。

資格試験は1点でも多く取った者が勝ちです。覚え方は関係ありません。頑張りましょう!